東山トリオ
熱海の東山は丹那トンネル開通を期待され開発され、現代熱海をつくった場所です。多くの事業家が競って別荘を建てました。その一つに現代に国指定登録有形文化財「東山荘」があります、そしてその隣に同時期に建てられたブルーノ・タウト設計の重要文化財「旧日向別邸」があり、その隣にタウトを敬愛する隈研吾氏設計の「海峯楼」がありグループとなって相模湾を見下ろしています。熱海ブルーノ・タウト連盟では、この不思議な縁で隣接している3つの施設を「東山(ひがしやま)トリオ」とよび、この地域を現代熱海誕生の歴史的文化地区として、熱海の新たな観光保存広報地区として、三施設が共同してその不思議、魅力を広報しています。