松本寅一/ 国際交流会館
昨年の暮れ、旧日向別邸の見学に来られた松本様より「ブルーノ・タウトに関する本を出版しているので贈りましょう。」とのお話を頂き、恐縮とは思いつつも「是非お願いします。」と名刺をお渡しいたしました。 昨日1月6日ご芳書と共に松本晃様よりこの本をご恵送賜りました。 心より有難く感謝いたします。 本はB6版300Pのもので12話で構成されており、その中の第九話ドイツの建築家ブルーノ・タウトは30P充てられています。 ブルーノ・タウトは著者の父であられる松本寅一氏の「国際フレンド会館」を拠点として、東京で滞在し活動していました。 その時の活動の様子、エリカの活動状況などがユニークな視点で述べられております。 最後のページにはブルーノ・タウトが使用していた名刺の紹介もあり興味をそそられます。 ブルーノ・タウトの紹介本は多々ありますが、この書はそうしたものと異なった視点の部分が多く、是非ご一読頂ければと思います。
「国際交流物語」 父・松本寅一の生涯 著社:松本晃 発行:丸善 2003-10-15 定価:2000(税別)