タウトの躯体変更

清水組がつくった躯体はその種の目的が「土留め」でした。加えての日向氏の要望で、部屋をつくりなにがしの活用がでいるようにと造られました。従ってその構成は「がらんどうの一室」と漏水、湿気対策のための「風洞」からなっていました。
タウトは風洞を室内に取り込み、そのレベル差を使ったの巨大な階段状の家具をつくり、海側の腰壁を撤去し、海への眺望を最大限快適なものに造り変えました。