タウトの旧日向別邸家具・照明器具

下記は平成20年の帆酷暑によるもの。令和4年再公開の時、相当数の家具が修復され展示されている。ただ修復された多くはタウトの作品ではなく日本カーバイド工業時に使われていたであろう家具である。令和の改修工事で、古く壊れて展示できずにいた家具の多くも復元され展示された。
また、長年灯ることのなかった、社交室の摩訶不思議なる吊り照明もその105個、全てが灯り喜ばれている。

1 旧日向別邸保存活用計画より

 

(これは調査書でのも現在復元されたものも多い)

2 シュパイデル博士より寄贈・復元されたタウトのベンチ

ブルーノ・タウト研究の第一人者である博士は、早稲田大学で博士号をとり、日本語が堪能。旧日向別邸を幾度か訪れ、竹の間(アルコーブ)のタウトデザインの作り付けベンチ(家具)既に亡くなっていることを残念に思い、復元し寄贈した。タイミングよく令和の改装工事と同時に設置が行われ、しっかりと納まっている。 写真は令和の改修後開業されたときの撮影写真である。

 

3 灯された社交室の摩訶不思議なる竹の照明105個